レポート
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2023年3月期決算から義務化される人的資本開示について、先行する米国の事例に学び、開示のポイントを整理する。米大学の報告を見ると、義務化によってDEI(多様性、公平性、包括性)や従業員離職率に関する開示が顕著に増え、投資家もこの姿勢を評価していた。人的資本開示に関する評価軸が変わらないとすれば、日本でも人材多様性に向けた施策や雇用動態に関する開示を積極的に検討すべきであろう。人材多様性では女性活躍の実現を目的とした中期経営計画の策定、雇用動態では従業員エンゲージメントやその向上に向けた施策なども開示内容に値すると考える。

運輸業界は、陸・海・空ともに前途多難。思い切った構造改革が必須だが、課題が大き過ぎて個社単体では身動きが取れない。21世紀型の官民連携でスピーディーに推進すべきだ。

生損保業界は、人口減時代に備えた変革の挑戦が始まっているが、過去の成功体験が大きいが故のイノベーションのジレンマを抱えているように見える。視点を上げよう。そこには、日本新創造のリスクを引き受けて支えるという正面突破の道筋が見えてくる。

飽和状態の国内市場で多くの日本企業が再成長への道筋を模索している中、PEファンドがカーブアウトや事業承継の触媒的役割を果たしている。「成長追求」をDNAに刻み込んだPEファンドは、日本新創造の強力なサポーターになるはずだ。

新型コロナウイルス禍は消費者の行動と価値観を大きく変えた。コロナ後に元に戻るのか、全く新しい消費スタイルへと向かうのか――。それをどう見極めるかによって、企業の打ち手も変わってくる。

日本エンタメのグローバル化が焦眉の急に。論点は、「ローカライズ戦略」と「クリエイター・ファースト」の2つ。日本の成功モデルによって、新興国の人々の生活を豊かにするという高い志を持って取り組めば、大きな成果につながるのではないか。

石油、化学、鉱業、金属といった重厚長大産業は、脱炭素の大潮流の中で大きな分岐点にある。しかし、多くの企業が互いに連関しながら一大産業を形成しているため、個社ベースの取り組みには限界もある。共通化することで効率アップできる分野での日本連合結成、大規模な公的投資による好循環の創出――。2つの提言。

国際開発やインフラ整備においては、民間企業の参画と推進力がますます重要になっている。日本は競合国との競争では必ずしも優勢ではない。現地優秀人材を採用・抜擢・活用する「人財第一主義」で進むべきだ。最前線からの提案。

中堅・中小企業M&Aを推し進める気運が高まっている。「人生をかけた真剣勝負」に挑む覚悟と、成長追求のガッツをもって当たりたい。体験的7つの鉄則からの提言。

競争のフロンティアが宇宙にまで広がる産業機械・建設セクターでは、ここ数年、静かだが確かな変化が進行している。日本企業が長く抜け出せなかった「発想の自前主義」との決別である。