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国際情勢アップデート, 米国, 日米関係, 欧州, シンクタンク, コメンタリー
ミュンヘン安全保障会議が示す「新秩序」の論理:モジュール化、包括防衛、AI台頭を補助線として
米国の第2次トランプ政権による高関税措置や国際機関からの脱退、ベネズエラでの軍事作戦によって、国際情勢は緊迫の度合いを増した。第2次世界大戦後、米国が主導してきた国際秩序が揺らぐ中、国際経済・金融の関係者の間では、世界情勢を見極めるための場として、「ミュンヘン安全保障会議(MSC)」に対する関心が高まっている。「Under Destruction(破壊の最中)」に開催された2026年のMSCを振り返り、「モジュール型の枠組み」、「トータル・ディフェンス」、「AI(人工知能)台頭」という3つの論点を整理したい。3つの論点は、MSC閉幕直後に始まった米国によるイラン軍事攻撃や、今後の国際情勢を分析するための補助線となるだけではなく、日本の政策・企業の戦略を固めるうえでもヒントとなる。
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飽和状態の国内市場で多くの日本企業が再成長への道筋を模索している中、PEファンドがカーブアウトや事業承継の触媒的役割を果たしている。「成長追求」をDNAに刻み込んだPEファンドは、日本新創造の強力なサポーターになるはずだ。

新型コロナウイルス禍は消費者の行動と価値観を大きく変えた。コロナ後に元に戻るのか、全く新しい消費スタイルへと向かうのか――。それをどう見極めるかによって、企業の打ち手も変わってくる。

日本エンタメのグローバル化が焦眉の急に。論点は、「ローカライズ戦略」と「クリエイター・ファースト」の2つ。日本の成功モデルによって、新興国の人々の生活を豊かにするという高い志を持って取り組めば、大きな成果につながるのではないか。

石油、化学、鉱業、金属といった重厚長大産業は、脱炭素の大潮流の中で大きな分岐点にある。しかし、多くの企業が互いに連関しながら一大産業を形成しているため、個社ベースの取り組みには限界もある。共通化することで効率アップできる分野での日本連合結成、大規模な公的投資による好循環の創出――。2つの提言。

国際開発やインフラ整備においては、民間企業の参画と推進力がますます重要になっている。日本は競合国との競争では必ずしも優勢ではない。現地優秀人材を採用・抜擢・活用する「人財第一主義」で進むべきだ。最前線からの提案。

中堅・中小企業M&Aを推し進める気運が高まっている。「人生をかけた真剣勝負」に挑む覚悟と、成長追求のガッツをもって当たりたい。体験的7つの鉄則からの提言。

競争のフロンティアが宇宙にまで広がる産業機械・建設セクターでは、ここ数年、静かだが確かな変化が進行している。日本企業が長く抜け出せなかった「発想の自前主義」との決別である。

テクノロジー領域のクロスボーダーM&Aが踊り場にある。グローバル成長を目指す日本企業にとっては、グローバルで収益を稼げるビジネスの構築や世界トップクラスのテック人材をいかに獲得して活かすかという積年の課題に真正面から取り組む絶好のチャンスである。

日本新創造の決め手の一つとして「大企業発スタートアップ」を推したい。若手エースにチャンスを与え、社長を任せれば、会社が変わり、日本が変わる。そこが、イノベーション創出とジャパニーズ・ドリーム実現の大舞台となる。

100年かけて構築されてきた自動車産業のピラミッド構造が、大きく揺らいでいる。世界の誰かが作ったトレンドやルールの中で頑張るのか、トレンドやルールそのものを作って世界を先導していくのか――。日本の自動車産業にとって重大な選択が迫られている。