総合

活発化するアクティビストへの対策(後編)
デロイト トーマツ エクイティアドバイザリー合同会社(以下、DTEA)では、近年のアクティビストの動向とその対策について積極的に情報を提供しています。前編ではアクティビストの基本情報や企業が取るべき対応策を紹介しました。今回はその続編として、2024年7月26日に開催されたDTEA主催セミナー「アクティビストを正しく恐れるために知るべきこと」の内容から、株主総会における最新の動向と、アクティビスト対策として有効な企業価値向上策を抜粋し、2部構成で詳しく解説します。

円安修正、米経済減速の悪影響は深刻か――危機時の円買い復活も過度な悲観にはまだ早い
米国の景気後退懸念をきっかけに、過度な円安の修正が進み、日経平均株価は週明けの8月5日、過去2番目の下落率となりました。金融市場を安定させるための金融当局からの発言が相次ぎましたが、為替・株式市場では乱高下が続いています。今次局面で明らかに変わったのは、金利や不確実性(VIX)に対する為替の感応度です。危機時の円買いと一時相関が薄れていた日米金利差の為替への影響が復活しました。現時点で日米経済の基調が大きく変化したとは判断しておらず、日本経済の先行きは緩やかな回復を見込みますが、企業収益や家計消費の下振れリスクには警戒が必要です。

活発化するアクティビストへの対策(前編)
アクティビスト対策は企業の中長期的な企業価値向上策の1つとしてますます注目度が高まっています。そこで、デロイト トーマツ エクイティアドバイザリー合同会社(以下、DTEA)代表執行役社⻑の古田温子が近年活発化するアクティビストの動向を踏まえ、アクティビストの基礎知識や企業がすべき対応などについて前編・後編の2回に分けて解説します。

第5回 企業活動を温室効果ガス排出量データに置き換える――脱炭素経営に必要なデータ開示の視点
脱炭素経営というとESGやサステナビリティの領域という印象が強いですが、データビジネスとしても注目の領域です。温室効果ガス排出量削減のためにはあらゆる企業活動をデータで把握・管理する必要があり、またその取引先の活動もデータで管理されている必要が出てきているため、各企業が足並みを揃えてデータ化に対応していくことが求められています。今回は、Persefoni Japan合同会社(以下、パーセフォニ)でアカウントディレクターを務める蔵品利浩氏から、温室効果ガス排出量削減の必要性、データが持つ意味、日本企業が行っていくべき活動などについて話を伺いました。(聞き手:編集部 毛利)

先進国における出生率の低下が引き起こす問題
景気循環による経済的影響は企業にとって不可避なものです。しかし、世界および地域経済に対し長期的な見通しを持つことにより、企業は景気循環のリスクを最小化することができます。デロイトは、世界のビジネスリーダーたちに必要な、マクロ経済、トレンド、地政学的問題に関する明快な分析と考察を発信することにより企業のリスクマネジメントに貢献しています。本連載では、デロイトのエコノミストチームが昨今の世界経済ニュースやトレンドについて解説します。今回は、Deloitte Insightsに連載中のWeekly Global Economic Updateの2024年6月24日週の記事より抜粋して日本語抄訳版としてお届けします。

スマートシティは実装段階へ――データ活用によるスマートな街づくり
「スマートシティ」というと何を連想しますか。次世代モビリティが行き交いAIやIoTといった技術をフル活用した先端的な未来都市でしょうか。しかし、日本の多くの都市やエリアで取り組みが進んでいるのは、ドライバー不足に悩む公共交通の維持や観光の活性化による地域振興など、デジタル技術とデータを活用した身近な街づくりです。都市課題解決に向け、世界的にスマートシティへの注目が高まっていますが、ビジネス化という面では難易度が高いテーマです。街づくりのビジネスに挑むスタートアップを紹介します。

スタートアップが描く新時代モビリティの未来像
コネクテッドカー、自動運転車、MaaS、EVなどがモビリティに欠かせないキーワードとなりました。CASEと呼ばれる世界的な潮流、日本の人口減少に伴う社会課題などを背景に、モビリティ革命ともいえる変化が生まれています。新しく形成された市場にはスタートアップの参入も相次いでいます。次世代のモビリティは私たちの社会や生活を大きく変える可能性を持っており、スタートアップがもたらすイノベーションへの期待が高まります。次世代のモビリティに挑むスタートアップを紹介します。

スポーツESG経営の現在地
B.革新におけるリーグレギュレーション変更に向けて、Bリーグおよび各クラブに一段高いレイヤーでの運営が求められる状況となっています。さらにより高いレイヤーでの経営を目指すという意味において、近年注目されているスポーツESG経営という観点は避けては通れないものとなっています。今回は、BリーグにおけるスポーツESG経営の現在地について考察したいと思います。※当記事はBリーグ マネジメントカップ2023調査レポートに掲載した内容を一部改訂して転載しています。
「女性の起業家マインドを社会課題解決とともに育む」SusHi Tech Tokyo 2024ワークショップレポート
4~5月にかけて、東京都主催の「SusHi Tech Tokyo 2024」が開催されました。一歩先の明日さえも予測が難しいVUCAの時代に、“次世代につなげる都市像”を示していくために “Sustainable High City Tech Tokyo =SusHi Tech Tokyo” を世界に向けて発信していくイベントです。デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社(以下、DTFA)ではDEI関連の取り組みとして、「女性の起業家マインドを社会課題解決とともに育む」と題した女性向けのワークショップを実施しました。SDGsを題材に、今、社会で起こっている様々な課題への理解を深め、より良い世界をつくっていく当事者として何ができるのか、「ビジネスや事業を通した社会変革の可能性」のアイデアやプランを創造するプログラムです。本記事では5月12日と13日の2日間にわたって行われたワークショップの様子をレポートします。

第3回 ビジネスの成長を実感するためのデータ活用とデータマネジメントの役割
ビックデータブームからDXに至るまで一貫して重要性が指摘され続けているデータ活用。当たり前のこととしてやるべきだという認識が定着した一方で、思うような成果を出せていない企業が多いようです。企業の現場では何が起きていて、どのような課題を抱えているのでしょうか。また、データ活用を手段として事業成長という確実な成果を得るためには何に取り組むことが有効といえるのでしょうか。第3回はデロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社におけるIT/オペレーション/データ分析の専門チームであるDigitalの綱島を中心に橋本を交えて、データマネジメントの重要性やデータ活用における要点について語りました。
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デロイトが持つインダストリーナレッジとマクロ経済に関する知見を基に、エコノミストが昨今の世界経済の状況や見通しについて解説します。

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市民とともにつくり上げたシティプロモーションをもとに地方創生に取り組む四国中央市の地域課題解決の方法を、多角度から掘り下げます。

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トップフォーキャスターが国内外の経済・金融の勘所を可視化して、不確実な政策の先読みをしていきます。

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旬のトピック、気になる話題に切り込む「今日のフォーカス」。 DTFA Times編集長がその道のキーパーソンに聞きます。