
データ分析から考える効果的なYouTubeの活用
Bリーグでは2026-27年シーズンよりトップカテゴリーの名称が「B.LEAGUE PREMIER」へと変更されることになりました。「B.LEAGUE PREMIER」ではトップカテゴリーの審査基準に関して、①平均入場者数4,000人以上、②売上12億円以上、③新設アリーナ基準の充足などが設定され、クラブの競技面(FM面)での成績だけではなく、包括的なビジネスマネジメント面(BM面)が評価基準になります。特に①、②の基準達成のためには、新規観戦者獲得・コアファン育成が必要不可欠となります。このマーケティングの観点に関してBリーグでは、リーグ発足当初よりSNSを活用した情報発信が重要視されていました。各クラブでX(旧Twitter)、Instagram、Facebookなどでの宣伝・周知が活発に行われている中、近年ではTikTokやYouTubeなどの動画を活用したマーケティング活動も増加傾向にあります。本分析ではこの動画マーケティングに着目し、特にYouTubeにおけるB1所属各クラブの動きについて分析を行いました。※当記事はBリーグ マネジメントカップ2023調査レポートに掲載した内容を一部改訂して転載しています。

B2優勝クラブ分析「アルティーリ千葉」
スラムダンクの湘北高校バスケ部のようなチームをビジネスの世界で作りたい――。アルティーリ千葉(以下、A千葉)の運営会社の代表責任者で、その親会社の株式会社アトラエのCEOでもある新居佳英社長が、アトラエを設立したときの志をそう語ってくれました。創設間もない新興クラブがFM面で驚異的な成果を残しながら、BM面でも非常に高いパフォーマンスを発揮しているとても興味深いクラブですが、新居社長への独自インタビューでA千葉のクラブ経営の特徴を探っていくことで、そのヒントが見えてきました。※当記事はBリーグ マネジメントカップ2023調査レポートに掲載した内容を一部改訂して転載しています。

B2参入の初年度にして初の優勝を飾ったアルティーリ千葉
Bリーグの各チームをコート上での勝敗FMではなく、マーケティングや経営効率、経営戦略、そして財務状況の観点から評価し、そのポイントによってCup Winnerを決めるのが「Bリーグマネジメントカップ(以下、BMC)」です。前回までのB1部門に引き続き、B2部門の分析レポートをお届けします。※当記事はBリーグ マネジメントカップ2023調査レポートに掲載した内容を一部改訂して転載しています。

B1優勝クラブ分析「川崎ブレイブサンダース」
2022年シーズン、B1中地区を勝率.667と、同.550で2位の横浜BCに大差をつけて優勝した川崎ブレイブサンダース(以下、川崎B)。チャンピオンシップでは、残念ながらQUARTERFINALSで敗れてしまいましたが、B1屈指の強豪であることを見せつけるシーズンとなりました。その川崎Bは、BM面においても好成績を残し、見事2020年シーズン以来、3年ぶりのB1部門優勝を飾りました。平均入場者数、アリーナ集客率がともに前年比+42.1%、売上高に至っては同+75.2%と、驚異的な成長を遂げています。この成長に、どのような背景があったのか、元沢伸夫前社長に代わり2023年6月より経営を引き継いだ川崎渉社長にお話を伺い、デロイト トーマツ グループ独自の目線で分析しました。※当記事はBリーグ マネジメントカップ2023調査レポートに掲載した内容を一部改訂して転載しています。

川崎ブレイブサンダースが3年ぶり2回目のB1王座奪還
Bリーグの各チームをコート上での勝敗ではなく、マーケティングや経営効率、経営戦略、そして財務状況の4つの観点から評価し、そのポイントによってCup Winnerを決めるのが「Bリーグマネジメントカップ(以下、BMC)」です。本稿ではB1部門の分析レポートをお届けします。※当記事はBリーグ マネジメントカップ2023調査レポートに掲載した内容を一部改訂して転載しています。

企業からの投資と女子サッカーの飛躍
FIFA女子W杯オーストラリア/ニュージーランドが2023年7~8月に開催されました。日本代表「なでしこジャパン」は下馬評を覆し、優勝国となったスペイン戦を含むグループリーグ3戦全勝無失点で突破しました。16強ではノルウェーを破って準々決勝へと進出し、日本中を大いに盛り上げてくれました。大会としては、米国(前回大会優勝)・カナダ(東京五輪優勝)などの従来の女子サッカーの強豪国が比較的早く姿を消すかたわら、スペイン(優勝)・イングランド(準優勝)・スウェーデン(3位)など、欧州各国の好成績が目立つ結果となりました。この大会で活躍した日本代表「なでしこジャパン」や、飛躍した欧州チームを題材に、企業からのスポーツ投資の意義を考えてみたいと思います。※当記事はJリーグ マネジメントカップ2022に掲載した内容を一部改訂して転載しています。

スタジアム・アリーナビジネス成功の4つの要諦
2024年1月現在、全国各地で数多くのスタジアム・アリーナ整備プロジェクトが推進・構想されています。スタジアム・アリーナプロジェクトは音楽興行や企業の展示会など多彩なイベントを実施することで多様な収益機会を確保したり、都市開発を行うことで不動産の価値向上を実現したりと、様々な可能性を秘めたビジネス展開が可能です。一方で、ビジネスとして十分な収益を上げるためには、稼働率の向上や安定的な固定収入の確保など、考慮すべきポイントがいくつか存在します。そこで今回はスタジアム・アリーナの最新動向やビジネス成功の要諦などについて、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー合同会社(以下、DTFA)片桐亮に、DTFA Times編集部の津留見和久が話を伺いました。

オーストリアリーグ・ベルギーリーグとJリーグの移籍金制度と配分金制度の比較
昨今はVUCAの時代といわれています。これは経済界に限った話ではなく、サッカー界でも例外ではありません。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は、2024-25年シーズンから、出場チーム数を減らし、優勝賞金を3倍に増額することを発表し、不連続な成長を目指した戦略に舵を切り始めました。Jリーグ自体も成長戦略の1つとして「トップ層がナショナル(グローバル)コンテンツとして輝く」ことを提言しており、アジアおよび世界で戦えるクラブの誕生を目指しています。また、選手の目線はより「世界」に向いてきており、高校や大学卒業からJリーグを経由せずに、海外クラブに加入する選手も増加し、海外移籍の一般化が進んでいます。そのような状況を踏まえ、Jリーグが掲げる成長戦略の達成のために重要なパーツでもある、配分金制度と移籍制度について、比較分析しました。分析に際しては、これまでもよく見られたJリーグと欧州5大リーグの比較ではなく、欧州5大リーグ「以外」のJリーグに似た規模のリーグと比較することで、より具体的なJリーグの成長戦略のヒントを見つけたいと考えました。今回はそのような観点から、主にオーストリアリーグ、ベルギーリーグ、Jリーグを対象として、配分金制度と移籍金制度の2つを比較しました。※当記事はJリーグ マネジメントカップ2022に掲載した内容を一部改訂して転載しています。

選手の年齢・経験がFM(競技面)とBM(経営面)に与える影響
2022年は日本中がサッカーW杯に沸いた年となりました。日本代表が優れたパフォーマンスを披露し、強豪国のドイツとスペインを破ってベスト16に進出しました。この成功には、登録メンバー26人中20人が海外クラブに在籍するなど、日本人選手の海外での活躍という要因もありました。一方で、日本代表の平均年齢が27.8歳で歴代2番目の高さであることがニュースで取り上げられました。しかし、4年後のW杯に向けた初戦である今年3月のウルグアイ戦では、平均年齢が3.3歳若返り24.5歳となりました。若返ったチーム構成により、今後の国際大会でのさらなる飛躍に期待が高まっています。また、2023年シーズンからJリーグでのU-21選手の出場を促進する施策が導入され、サッカー界では選手の年齢に関する話題が頻繁に取り上げられています。そこで本コラムでは選手の年齢や経験に着目し、クラブの競技面における成績(Field Management、以下FM)とビジネス面における成績(Business Management、以下BM)との関連について分析・考察を行いました。※当記事はJリーグ マネジメントカップ2022に掲載した内容を一部改訂して転載しています。

川崎フロンターレが安定の強さを見せつけJ1で3連覇を達成
2015年の立ち上げ以来、スポーツビジネスマーケットの拡大に寄与してきたデロイト トーマツ グループのスポーツビジネスグループがお届けするJリーグマネジメントカップ。Jリーグ所属チームが優勝をかけて競うのは、ビジネスマネジメント視点で設けられた4つのステージ「マーケティング」「経営効率」「経営戦略」「財務状況」の評価です。J1を制したのは3年続けて川崎フロンターレでした。※当記事はJリーグ マネジメントカップ2022に掲載した内容を一部改訂して転載しています。
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