日豪比較で探る対豪投資のヒント

デロイトのシドニー駐在員が日本とオーストラリアの社会やビジネス環境を多角的に比較しながら対豪投資を検討する方に向けて現地事情や最新トレンド、実践的な投資のヒントを分かりやすくご紹介します。両国の制度や市場の違いから見えてくる投資の成功ポイントやリスク対策、事業展開の可能性など、これからオーストラリアへの投資を考える方に役立つ情報をお届けします。

デロイトのシドニー駐在員が日本とオーストラリアの社会やビジネス環境を多角的に比較しながら対豪投資を検討する方に向けて現地事情や最新トレンド、実践的な投資のヒントを分かりやすくご紹介します。両国の制度や市場の違いから見えてくる投資の成功ポイントやリスク対策、事業展開の可能性など、これからオーストラリアへの投資を考える方に役立つ情報をお届けします。
  • 日本では医療費の増大とそれに伴って増え続ける現役世代の社会保険料負担が社会的な課題となっている。そして、医療資源配分最適化とそれを通じた医療費抑制の文脈の一環で良く語られるのが「かかりつけ医制度」である。複数医療機関の重複受診やいわゆる「コンビニ受診」が一部医療機関の負荷を高めかつ医療費の増大を招いていることから、地域の「かかりつけ医」にゲートキーパー役としての役割を担ってもらい、患者が真に必要なものに絞って然るべき医療機関で診療を受けられるようにし、偏りや無駄の抑制を図るものである。さて、このかかりつけ医 (以下、「GP (General Practitioner・総合診療医)」) 制が医療システムの前提として確立されているのがオーストラリアである。