バーチャル×リアルの融合が生む新しいスポーツ体験
「UNIZONE」プロジェクトでは、既存の本格カーシミュレーター(iRacing、ACC、など)を利用し、全国どこでも、誰もが、バーチャル空間でのほぼリアルなレース体験を共有できます。
UNIZONEの立ち上げに関わっている里崎は「eモータースポーツは、若者だけでなく、免許返納後のシニア層や、ハンディキャップのある方々にも新しい体験の場を提供できます。例えば“オーバー80カップ”のような高齢者限定イベントや、世代・性別・身体的条件を越えた交流の場にもなり得る。ダイバーシティやインクルージョンの観点でも、今後の可能性は大きいです。」と話します。
「実際にUNIZONEが展開する公式リーグ戦では、リアルのプロレーサーとバーチャルのシムレーサーが混成チームを組んで参加しています。サッカークラブやバスケットボールチーム、野球チームなど、異なる競技のチームがeモータースポーツを通じて競い合うという、これまでにない新しい世界観も生まれています。」
教育・企業研修・脳科学研究…広がる応用分野
「eモータースポーツの魅力は、単なる競技の枠を超えている点です」と小谷は語ります。「教育現場や企業のチームビルディング、さらには脳科学研究などへの応用も進みつつあります。リアルでは難しいデータ取得や、バーチャルならではの視聴者参加型コンテンツなど、多様な展開が期待できます。」
また、カーシミュレーターは“安全にスキルを磨ける”“繰り返しチャレンジしてもコストがかからない”“データ連携がしやすい”といった利点があり、教育現場や高齢者のリハビリ、さらには脳科学を応用したアスリート育成まで、幅広い分野での活用が模索されています。
「バーチャルならではのレース形式も可能です。例えば1日に複数のサーキットを転戦したり、世代や地域をまたいだオンライン大会を開催したりと、リアルでは実現できない体験価値を提供できます」と里崎は付け加えます。
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UNIZONEが描く未来と課題
「今はまだ市場規模も小さく、マネタイズもこれからですが、リアルとバーチャルをつなぐ“ビジネスプラットフォーム”としてeモータースポーツが浸透すれば、日本の自動車産業やスポーツビジネス全体の活性化につながると信じています。社会的意義とビジネスの両立を目指し、地道にチャレンジを続けていきたいですね」と里崎。
「eスポーツは今後も20%以上の成長率が見込まれる有望な市場です。今はまだ世界と比べて規模は小さいですが、教育・企業・高齢者・障がい者分野など多様な領域と連携しながら、社会全体を巻き込む“新しいモビリティ文化”の創出を目指したいです」と展望を語ります。
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リアルスポーツ×eスポーツの相乗効果を求めて
デロイト トーマツのスポーツビジネスグループがリアルスポーツで培った知見とネットワークは、eモータースポーツの世界にも大きな強みになります。里崎は「eスポーツ全体に注力するわけではなく、リアルスポーツとベン図が重なる領域で相乗効果を生み出したい」「今後は教育、福祉、地域振興など多彩な分野と連携し、社会的インパクトを広げていきたい」と意欲を見せます。
UNIZON 概要
「UNIZONE」は、国内のモータースポーツを統括するJAFの公認を受け、JeMO(日本eモータースポーツ機構)が主催するeモータースポーツブランドです。
eモータースポーツにおけるエコシステムと競技ピラミッドを構築し、新たなスポーツ文化を創るだけにとどまらず、これまでのモータースポーツファンやeスポーツファンはもちろん、そのどちらにも関心の薄かった層をも幅広く魅了する公式リーグやグラスルーツ活動の展開を予定しています。
これらの活動を通じてクルマの素晴らしさや楽しさを伝え、未来のモビリティ発展に寄与するプラットフォームを目指しています。
DTFAは、「UNIZONE」の企画・運営をサポートするパートナー企業です。
UNIZONEオフィシャルサイト https://unizone-emotorsport.com/
UNIZONEオフィシャルX https://twitter.com/UNIZONE_eMS
UNIZONEオフィシャルYouTube https://www.youtube.com/@UNIZONE_eMotorsport





