ヘルスケアプラットフォーム“HaaS”

第一三共グループは、デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリーと連携し、ヘルスケア領域の多業種共創を推進する新プロジェクトを始動しました。従来の製薬・創薬の枠を超え、HaaS(Healthcare as a Service)という新たなコンセプトのもと、個々人のQOL(Quality of Life)向上に寄与する未来型ヘルスケアモデルの構想を具体化しました。

CHALLENGE

QOL向上に立ちはだかる共創の壁

超高齢化社会を迎える中、単なる治療にとどまらず、一人ひとりのQOL向上が社会の重要課題となっています。しかし、製薬会社や医療機関などのヘルスケア領域のステークホルダーが、それぞれの守備範囲で努力するだけでは、この課題の解決は困難です。テクノロジー企業や食品会社など、幅広いプレイヤーとともに、同じ目線で共創することが求められますが、その実現には高いハードルが存在しています。

IDEA

HaaSで実現するトータルヘルスケア

HaaSはこれまでの医療の枠組みを超え、患者や生活者一人ひとりのLife Journeyに寄り添いながら、健康促進から予防、治療、予後ケアに至るまでをシームレスにカバーする全く新しいヘルスケアの考え方です。第一三共グループはこの構想のもと、多様な業種と連携する(トータルケア)エコシステムの構築や、個人に紐づく健康・医療データを柔軟に活用できる(トータルケア)プラットフォームの開発を進め、HaaSを支える社会基盤のあり方を示しました。

SOLUTION

未来を変える医療のかたち

第一三共グループと私たちは、HaaSが人々のLife Journeyと交わる瞬間を言語化し、ビジュアル化しました。HaaSを単なる概念にとどめるのではなく、未来の生活者視点に立ち、日常生活の中でHaaSがどのように機能し、寄り添うのかを、心に響く具体的なストーリーとして描き、HaaSの価値への理解を深め、共感と行動を促すことを目指しました。HaaSが目指すのは、患者さん、家族、そして社会を笑顔にする世界です。この私たちの取り組みが、HaaSという構想を現実へと近づけるきっかけとなることを期待しています。

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四国中央市 | Jan. 2024